韓国・ソウルを訪れたらぜひ立ち寄ってほしいのが、明洞(ミョンドン)の屋台です。ショッピングエリアとしても有名な明洞は、夕方になると一気に雰囲気が変わります。通りのあちこちにたくさんの屋台が並び始め、食べ物の香りと人々のにぎわいで一気にお祭りムードに。今回は、そんな明洞の屋台の魅力をたっぷりご紹介します。
屋台のスケールにびっくり!定番グルメから今話題のスイーツまで

明洞の屋台は、想像以上に規模が大きくて驚かされます。一本の通りにずらりと並ぶ屋台だけでなく、路地や角を曲がった先にもお店が続いていて、まさに食のテーマパークのよう!
屋台グルメの定番といえば、やっぱりおでん(オムク)。寒い日には特におすすめで、あたたかいスープでほっとひと息つけます。チャプチェは、日本でも人気の韓国グルメですが、本場で目の前で作ったものを食べるととても美味しかったです。!ほかにも、トッポッキやチーズハットクなど、韓国ならではの味がずらり。
さらに最近では、マシュマロを炙ったスイーツや、見た目もかわいいたまごパン(ケランパン)、イチゴがいっぱいのフルーツ飴など、インスタ映えするスイーツも人気を集めています。ちょっと高級志向な屋台では、ロブスターや海鮮の串焼きまで。お腹がいくつあっても足りないくらい、どれも美味しそうで迷ってしまいます。
明洞の屋台はその場でも、テイクアウトでも楽しめる!

明洞の屋台グルメは、その場で食べ歩きスタイルで楽しむ人が多いですが、もちろんテイクアウトも可能です。
韓国の屋台では、テイクアウトをお願いすると、中身がこぼれないようにしっかりとビニール袋の口をきゅっと結んでくれるのがとても丁寧。汁物のトッポッキやスープ系のおでんでも安心して持ち帰れます。ホテルに戻ってゆっくり味わいたい方、小さいお子さんがいるご家族にもぴったりです。
明洞の屋台は、韓国屋台グルメを気軽に楽しめるスポットとして、初心者からリピーターまで幅広く人気があります。食べ歩きでも、テイクアウトでも、その時の気分や予定に合わせて選べるのが嬉しいポイントですね。
食べ物だけじゃない!工芸品やお土産も充実

明洞の屋台はグルメだけではありません。韓国らしい工芸品や、かわいい雑貨、アクセサリーなども販売されていて、見て歩くだけでもとっても楽しいです。針金のようなコイルでいろんなものを作って販売しているお店もありました。
夜になると世界が集まる場所に

屋台が本格的にスタートするのは夕方17時ごろから。辺りが少しずつ暗くなってくると、ライトアップされた屋台とともに、世界各国からの観光客が集まり始めます。私が訪れた日も、韓国語、日本語、英語、中国語など、さまざまな言語が飛び交っていて、「世界がギュッとひとつになった場所」だと感じました。
家族連れも多く、小さなお子さんを連れて屋台グルメを楽しんでいる姿もたくさん見かけました。ただ、屋台のすぐ横を車が通る場所もあるので、お子さんと一緒の場合は飛び出しに注意が必要です。
日本のお祭りのようなワクワク感
明洞の屋台を歩いていると、まるで日本のお祭りのようなわくわくした気持ちになります。私も夜にふらりと立ち寄って、あったかいおでんを食べながら、いろんな屋台を見て回りました。どれも魅力的で「次はこれも食べてみたい!」とつい思ってしまいます。
朝の静けさとのギャップも魅力

ちなみに、次の日の朝に同じ通りを歩いたのですが、前夜あれだけにぎわっていた場所が、とても静かで清潔だったことにも驚きました。ゴミひとつ落ちていない様子に、韓国の屋台文化の素晴らしさを感じました。しっかりと管理されているからこそ、毎晩安心して楽しめるんですね。
明洞は初心者にもぴったりの観光地
もし「初めての韓国旅行でどこに行ったらいい?」と聞かれたら、私は迷わず「明洞!」と答えます。ショッピング、グルメ、観光、全部がぎゅっと詰まった場所で、特に屋台はそのハイライト。初めての韓国でも安心して楽しめる、魅力たっぷりのナイトスポットです。